2013年12月18日水曜日

寒い日の記憶。


今朝、乗った通勤電車はひどく混んでいて、
外との寒暖の差でドアガラスが曇っていた。

それで思い出した話を一つ。

わたしが就活生だったとき、
企業の会社説明会はたいがい大阪であった。
交通費もバカにならないから
できるだけ1日にびっしり予定を詰め込んで
朝早くから終電近くまで大阪で過ごし、
満員の阪急電車に揺られて京都まで帰っていた。

毎日くたくたになって、阪急特有のふかふかの座席に
座るや否や、寝てしまうことも多かった。

その日もとっても寒くて、
マフラーに顔をうずめていつの間にか眠っていた。

最寄りの駅に着いてからハッと目を覚まして、
降りようとしたとき、知らないおばさんに
「就活生?がんばりや」と言われた。


急いでいたので、「ありがとうございます!」
とだけ伝えて降りたのだけど、そのあと涙が止まらなかった。

たった一言で、とても温かい気持ちになって、
がんばろうって思えた。

寒くて、電車の窓が曇る時、
そんなほこほこした気持ちを思い出すのでした。


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